オフィシャルサイト投票ページにて2018年3月7日~4月27日の間に行った第一次投票、公式Twitterアカウントにて2018年5月28日~6月1日まで行った第二次投票の集計が終了致しました。ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございます。
今回、当選挙には第一次、第二次、合わせて延べ 3,079人 もの方がご参加してくださいました!ご投票時に頂いたコメントと一緒に、結果を発表いたします。
これを機に、まだ読んだことの無いという作品もお手に取って頂けると嬉しいです!
※第一次投票の採点基準:1位3点、2位2点、3位1.5点として合計得票を算出しています。
※掲載しきれないくらい、本当にたくさんの熱いコメントを頂きました!別途、Twitterなどでもご紹介させていただきますので、そちらも合わせてご覧ください。
【 心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている 】
書店の文庫本コーナーで平積みされている表紙を見て一目惚れ、神永先生の作品と出会うきっかけになった思い出深い作品です。「心霊探偵」「赤い瞳」といった心をグッと掴まれるキーワードや、鈴木康士先生の手によるイラストの放つ雰囲気に「面白くないはずがない!」という直感が働いてレジへ直行したのをよく覚えています。(味GO/28歳/男性)
マンガ本以外を読むのが苦手で、小説を1冊きちんと読みきったことのなかった自分が、初めて読み終えられたのが八雲でした。読み初めてすぐに八雲の世界に引き込まれ、脳内で映像として描きだされて、もっともっと……って読みたくなって……。そっけなくて不器用だけど、優しい八雲が大好きです(^^)(原田未来/33歳/女性)
【 タイム・ラッシュ ―天命探偵 真田省吾― 】
神永先生の作品を初めて読んだのは、中学生の時に読んだ「タイムラッシュ」です。その時にすごく感動しのめり込むように小説にはまりました!!小説にハマったきっかけを神永先生の作品にもらったと言っても過言ではないくらいです。(アセチル/19歳/男性)
真田の気持ちのいい性格が好きです。いつもケンカしながらも、いざというときは信じてくれる探偵事務所の人たちの雰囲気も好き。(福家平良/14歳/男性)
【 心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている 】
初めて読んだ時の臨場感溢れる文章とキャラの個性、ストーリーの面白さ全てが衝撃でした。久しぶりに面白い小説に出逢ったと思ったのを、今でも覚えています。(RAN/27歳/女性)
まっっったく集中力が無く本一冊も読みきれない私が初めて夢中になって読んだ小説が神永先生の「八雲」シリーズでした。学校へ行く電車の中で到着駅になっても目が離せなかったです。すごく読みやすく克つ複雑な謎解きにひっぱられるストーリーに心を奪われました!(林春香/28歳/女性)
【 確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム 】
ベイズ推定、ゲーム理論……読み終えて少し賢くなったような気にさせてくれる作品です(笑)。『バイアス女』友紀を罵倒する御子柴の口調に妙にはまってしまい、最後はホロッとする。それにしても御子柴にモデルがいるとはビックリ!(木村達哉/編集者)
はじめてご一緒させていただいた作品ということもあり、特に思い入れがあります。人気シリーズを抱えながらも、そこにとどまることなく、さらなる高みへとストイックにご自身を追い込む姿と、ご執筆ペースを維持するための管理能力の高さに大いに刺激を受けました。(かたつむり/編集者)
神永学さんの作品で初めて読んだのが「心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている」でした。いざ開くと、続きが気になって寝ずに読んでいました。 (タッツー/25歳/男性)
エンタメとしての満足度&エポックメーキング!(鈴木康士/イラストレーター)
すべての原点。文字通り「すべてはここから始まった」記念すべきこのデビュー作には、数々の神永作品の「面白さ」が凝縮されていると思います。幽霊は人の思いであり、恐くない存在……として描いたことが画期的。「幽霊が推理に関係するミステリー」というジャンルを確立し、その後の同ジャンルの作品に大きな影響を与えた一作。(S.K/編集者)
とにかく号泣した作品です( ; ; )八雲シリーズが大好きで何度も読み返していますが、何度読んでも泣いてしまうほど感動します。この作品ほど、本を読んで泣いたことは今までにもありません!(りり/21歳/女性)
それまでの八雲なら絶望の底にいたと思うのですが、晴香や後藤によって先へと歩み出せていたところがとても良かったです。八雲にとっても自分を救う、大きなターニングポイントになった回だと思います。(れもこ/19歳/女性)
全体にみなぎる緊張感、力強さは八雲シリーズのみならず、全神永作品でも随一では。赤い血の流れる、八雲シリーズの「心臓」のような作品だと思います。(朝宮運河/ライター・書評家)
御子柴さんと新妻さんのコンビが面白くて、いいコンビだなぁと思いながら応援しています。数学が苦手な私もスラスラと読んでしまう本当に素敵な作品です。(湊/20歳/女性)
御子柴の変人っぷりが振り切っていて(笑)、その彼がほんのちょっとずつ捜査チームに心許していく過程がたまりません!数学を犯罪捜査に応用するなんて斬新!(Mari0youfly/女性)
大学の授業で「読書会」をした作品でとても思い出深かったので1位に選びました!履修した学生も「続きが読みたい」とか「めちゃくちゃ面白い」と高評価でファンである私もとてもうれしかったです!(クロユリ/19歳/女性)
最寄りの図書館で見つけて読み、その後何度も何度も借りて読んでを繰り返していて、翌年の正月、お年玉を全て使って天命探偵シリーズを揃えました!なので、とても思い入れの深い本です!(鈴@レイ/17歳/女性)
スピード感のある展開や、危なっかしいけどどうにかしてくれるのだろうと思わせてくれる真田たちがシリーズを通して大好きです。(石井温子/22歳/女性)
「クロノス」を前に拝読し、「ここから物語が始まったのだな…!」と大興奮のまま一気読みでした。そしてここから毎巻、真田への(色んな意味で)ドキドキが始まりました…!(笑)(睦月ムンク/イラストレーター)
八雲くんと晴香ちゃんの絆が1番書かれている。普段はトラブルメーカーみたいに扱っているけど信頼しているのがすごく分かる。(もりくる/22歳/女性)
久しぶりに八雲10が動き出す、と連絡をいただいた時には、ある種の感慨と覚悟を持ってゲラを読みました。読み終えた時には読者の皆様と同じ喜びを味わうことができました。本当に「新しい第一歩」を踏み出した、記念すべき作品だと思います。そして進行スケジュールの過酷さに久しぶりに悲鳴をあげ(もちろん私だけでなく、神永さん含め関係者の皆さん全員です)、色んな意味で忘れられない作品になりました(笑)(谷井淳一/グラフィックデザイナー)
山猫文句なし!ミステリーなのに笑いどころがあるし、先が読めないので、楽しい。(ペコ/49歳/女性)
大胆かつユーモラスな山猫と、少しぬけているけど鋭い勝村の掛け合いや仕事ぶりは何度読んでも爽快かつドキドキします。(イナミ/20歳/女性)
山猫の立場から物事を見ていくと、正義とは何か、考えさせられます。そのメッセージがエンターテインメントとして軽やかに伝わってくるのが、本作の大きな魅力です。(R.M/編集者)
張り巡らされた伏線に圧巻されること間違いなしです!(しーも/21歳/男性)
ページを捲る手がとまらなくなるリーダビリティーはそのままに、再会した指揮者と楽器奏者たちが、過去の謎と格闘する。虚栄心にまみれた男や部分忘却の女、昔の思いを引きずるカップル、怪しい公演の主催者側……ゆがんだ欲望が多方向から入り乱れ、読者は著者の仕掛ける眩暈に陥ること必至。胸を引き裂くような感動に心震える、再評価が待たれる傑作ミステリー。(高橋典彦/編集者)
心霊探偵八雲は続きが一番気になる作品。中でも八雲の原点が分かるSECRET FILES絆は見ごたえがあります。八雲の苦しみとそれを乗り越えた時の感動が心地いいです。(くるとん/28歳/女性)
八雲は、はじめて手にした本がこの本でした。はじめてだと、登場人物がわからなくて読み進めにくいかな?とか思ったんですが、もう前から知ってるみたいに読めて、感動した事を覚えてます。(夏月さくら/37歳/女性)
心霊探偵八雲シリーズで1番大好きな作品です!容疑者として追われる八雲を描く描写は臨場感があってドキドキ、ハラハラとした気持ちで1ページ1ページをめくったのを覚えています。また、八雲を信頼して帰りを待つみんなの気持ちに胸が熱くなりました。(かんばら/21歳/女性)
八雲目線で書かれていて、今までこういう風に考えていたんだなとか、こんな思いがあったんだななど、楽しみながら読んでいました。普段八雲視点からの描写があまりない分、最初の1ページ目を読んだ瞬間から物語に引き込まれて、一気に読んでしまいました!(雲璃/25歳/女性)
八雲にモッズコートを着せるのがお気に入りだったんですが、意外にも表紙ではこの巻でしか描いていませんでしたね。(加藤アカツキ/イラストレーター)
八雲、晴香、後藤……シリーズの主要キャラクターに転機がおとずれ、読後、”八雲”シリーズの世界観が一回り大きくなったような印象を受けた。事件の本筋とは関係がないが、”空から椅子が降って来た”のを二つの視点から描くエピソードが好きだ、何度読んでも声を上げて笑ってしまう。(岩田晋弘/編集者)
心霊探偵八雲は中学生の時から大好きで、特に9巻はそれぞれの登場人物の想いが錯誤し、シリーズの流れが変わる一冊なので好きです。(シエル/20歳/女性)
巻を重ねるごとにキャラクターがそれぞれの信念を貫いて成長していく様子に、読んでいて勇気づけられます。(プリン/18歳/女性)
八雲が自分と向き合うお話が心にくる。すっきりした彼を見て、なんだか誇らしい気持ちになる。(ぺこ/23歳/女性)
個性的なキャラクターがとても魅力的で、人間らしい葛藤に自分を重ねて読んでいます。(はんぺん/26歳/女性)
浮雲さんの魅力に一話から引き込まれました。一番印象に残っています。言動や態度では、この人性格悪いな…と思うのですが、必ず助けてくれて、殺陣シーンがとにかくカッコよく、そのギャップに惚れてしまいます。子供時代に大好きだった時代劇を見ているような興奮がありました。(zunko/イラストレーター)
歴史・ミステリー・怪異とまさに好きな要素が揃った作品で、「心霊探偵八雲」に繋がるお話をこういった形で読めるとは!と興奮しました!(アオジマイコ/イラストレーター)
心霊探偵八雲1
赤い瞳は知っている
心霊探偵八雲1
赤い瞳は知っている
確率捜査官 御子柴岳人
密室のゲーム
心霊探偵八雲6
失意の果てに
1974年山梨県出身。
自費出版した「赤い隻眼」が話題を呼び、2004年10月「心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている」(「赤い隻眼」改題)でプロデビュー。
日本推理作家協会、日本文藝家協会、会員。